2008年度茨城ブロック協議会会長を努めます 若林 純也 と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

私たち青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現を目指し活動する、県

24の青年会議所、会員1100名の地域青年経済人によって構成される

組織です。会員一人ひとりが、自分たちの地域や将来の事を考え、みん

なが元気で笑顔があふれる地域でありたいと願い、日々願い活動を行っ

ています。

 

皆さんは今の世の中をどうお感じになっていますでしょうか。

皆さんの周りでは、みんなが元気で笑顔あふれ、将来にも不安はなく、

豊かさを実感しながら生活が出来ていますか。

 

私たち青年会議所は、これまでも「明るい豊かな社会」を創造するとい

う理念のもと活動をしてまいりました。しかし現状社会を振り返ってみ

ても、残念ながらまだまだ混迷の道を辿っている現状にあると感じます。

 

昨年も様々な事件が起こりました。数多く取り上げられた偽装問題や、

毎日のように報道される凶悪な犯罪、年金問題や混迷する政治など、国、

社会の先行きにどうしても不安を感じずにはいられない状況です。残念

なことです。

環境問題にしても、大きく危機感を感じながらも消費、「勿体ない」か

らなかなか脱却出来ない私たちがいるように思います。長きに渡る景気

の低迷からも、今の世の中生き抜くことさえ困難な時代、そんな情勢か

ら私たちは「こころ」までも荒んでしまったのでしょうか。

辺りを気にする思いやり、他人を気遣い思いやるこころ、大事なことが

忘れられがちになり、それを誰も気付かず、気にせず、当たり前のこと

のようになってしまう、ただ競争だけの社会、勝つか負けるかだけの世

の中になってしまうとするならば、それはただただ寂しいばかりです。

確かに物質的な豊かさも豊かさを感じる一つの要因でありますし、発展

の為には努力、経済の成長も大変重要なことですが、代償にその大事な

ものを見失ってしまえば、それは本当の明るく豊かな社会とは違うもの

となってしまうと考えます。混迷極める今の世の中だからこそ私たちは

しっかりと地に足をつけ、そして将来を考え現代(いま)を築いていか

なければなりません。

 

私たちの子供たちが大きくなる将来、孫たちの世代、50年後、そして1

00年後のこの国が、豊かな明るい社会である為に、私たち一人ひとりが

しっかりと行動を起こしてまいりましょう。

 

2008年度も茨城の青年会議所は確かな次代を築く為に邁進します。

 

人・こころ、地域、社会に元気を吹き込む真の企業家育成、そして国を

司る一市民として国が抱える今の諸問題等、どこか遠くで起きている出

来事ということではなく、私たち自らの問題であるという意識のもと声

を上げ取り組んでまいります。

 

私たちの国(地域)は、私たち(市民)によって築いていかなければな

りません。

 

地域、国を考えることは、大事な家族を考えること。

人を考えることは社会を考えること。

私たち一人ひとりが動かずして日本(くに)は動きません。

 

明るい豊かな社会を実現するために。

確かな未来を築くために。

共に行動してまいりましょう。

皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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