去る4月19日(土)竜ヶ崎市流通経済大学にて、grid24 ibaraki jc conferenceが開催されました。
700名を超える一般市民の方々とJCメンバーが集い、盛大な開催となりました。青年会議所運動の発信、そして、多くの方々に現代社会の問題を再認識していただき、「今、自分に出来ること」を真剣に考える1日となりました。


オープニングを飾った竜KOIダンス

オープニングセレモニーでは、竜KOIダンスの他、開催地である竜ヶ崎青年会議所理事長 野中浩君の挨拶から始まり、竜ヶ崎市長 串田武久様にもご挨拶を頂戴いたしました。また、オープニング映像と併せて、主催者代表として、2008年度(社)日本青年会議所 関東地区 茨城ブロック協議会会長の若林純也君からも挨拶させていただき、現代社会が抱える様々な問題に私たち一人ひとりが当事者意識を持って、「今こそ、立ち上がるとき」であることを、厳粛な中にも力強く発信したオープニングセレモニーでした。


オープニングセレモニー

第1部は市民参加型憲法タウンミーティング。〜私たちの手で決める!私たちの日本の未来〜と題し、自由民主党の葉梨康弘氏と社会民主党の日森文尋氏をパネリストにお迎えしてのパネルディスカッションを開催。茨城ブロック協議会副会長 横山恭教君のコーディネートのもと、憲法について熱い議論が繰り広げられました。葉梨氏、日森氏ともに憲法は国民が決めるもの、特に若い世代の人たちにはもっと憲法に触れ、今の日本に現存の憲法が相応しいかどうかをしっかり考えて欲しいと語っておられました。また、当日は会場で携帯電話からの質問を受け付け、その質問に、パネリストのお二人が答えるという一幕もあり、会場が一体となった、まさしく市民参加型の憲法タウンミーティングとなりました。


憲法タウンミーティング

第2部は前自由民主党幹事長 麻生太郎氏をお迎えし、〜今こそすべての人が日本の未来を考えるとき〜と題して基調講演を開催。日本の歴史を紐解きながら、今のこの国の現状、この国のあり方を分かりやすく、そして、力強くご講演いただきました。日本が抱える国債から農業の問題まで幅広い話題に触れ、現状を憂いながらも、マスコミではなかなか報道されない日本の文化、底力を説き、日本はまだまだ元気があると述べられました。さらに基調講演の後は、茨城ブロック協議会副会長の岡野一則君をコーディネーターにQ&Aトークショーを開催。アニメの話題に触れるなど、麻生氏らしいエピソードもありました。また、誰もが聞きたかったあの質問には「機会があれば挑戦したい」と答え、会場から拍手が沸きあがるシーンも。そして、青年会議所メンバーに対しても、今のJCは元気がないと喝を入れる場面もあり、主催者である私たちメンバーにとっても、身にしみる講演となりました。


麻生太郎氏語る!

第3部はシリーズで開催しているJC茨城塾。第4回目の今回は人間力セミナーです。講師に鬼丸昌也氏をお迎えし、〜すべては未来のために〜と題して講演会を行いました。鬼丸氏はウガンダの少年兵士の体験を紹介しながら、今もこの世界のどこかで起きている悲劇を私たちに教えてくれました。決して無関心ではいられない事実です。少年・少女達が負った心と体の傷、そこから必死に立ち上がろうとする姿を私たちは心に刻まなければなりません。そして、「私たち」ではなく、「私の」「あなたの」の選択、行動が未来を築いていくことを教えてくれました。私たちは行動の第一歩、事実を知る機会を今回得ることが出来ました。次は行動です。そして周りの人に伝えることです。一つ一つは小さな行動かもしれませんが。「私が」「あなたが」行動を起こせば、それはやがて「私たちの力」になるはずです。私たち一人ひとりが、この世界を築く最初の小さな原動力であることを知るすばらしい講演会となりました。


人間力セミナー 鬼丸昌也氏講演会

参加していただいた方々には、たくさんの気付きや学び、そして決意を持ち帰っていただけた大会になったのではないでしょうか。締めくくりにもありましたが、私たちは決して無力ではありません。微力なだけなのです。「あなたの力」「私の力」を「私たちの力」に、IBARAKI POWERにしていきましょう!それがGrid24なのです。
最後にご協力いただいた関係各位、ご参加くださいました皆様に、心より御礼申し上げます。
     

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